2009.2/28・3/1
第六回公演 「青春の砂のなんと早く」
作/清水邦夫 演出/廣瀬珠実
男1/樋口伸介 男2(年上の男)/久保田慎
男3(医師)/諸橋司
女1(妻と称する女)/廣瀬珠実 女2(母親と称する女)/高橋要
音響/山日達朗 照明/樋口圭介 美術/田中廉太郎
Area‐Zero第六回公演『青春の砂のなんと早く』に多数の御来場、本当にありがとうございました!今回は、エリアゼロ恒例の「ワガママ公演」だったのですが(笑)、予想通り・・・ あっ!予想外が・・・
お芝居を観慣れてる人や本を読める人、感受性の強い人が面白いと言ってくれるのは勿論本当に嬉しいしんですが、予想外というか驚いたのは「マジ面白かった」とか「うまく言えないけどヤバかった!」と言ってくれた若い年代の人達が多かったことです。若い子達には「台詞の言い回しが解り難いだろうな・・・」とか、「ポップな感じの作品の方が好きなんだろうな・・・」と思ってたからです。ところがアンケ‐ト始め、御年配の方達より若い子達の方が受けが良かった感じです。僕なんかの想像を遥かに越え、若い子達は感受性が強く、オッサンな僕は、其の感覚に驚きと焦りと・・・そして嫉妬を覚えました(苦笑)。
本当に沢山色々な方から厳しい御意見も含め、僕等にとっては嬉しい感想を頂きましたが、其の中でも特に感受性強く、素敵な感想を送ってくれたお客様が居らしゃったので掲載させて頂きます。
『昨日のエリアゼロさんの劇、緊迫感があってとても面白かったです。いい意味で こちらが緊張しっぱなしで、一人一人の役も、普通の人物に見えるのに明らかに
普通でない部分が話が進むにつれ次第に見え隠れしてきて、元の「普通」すらあてにならないものに見えてくる。 その上話はどんどん交錯しながら進んで行って待っていてはくれないので、緊張
している状態で、怖さのある人物と真実が見えない二転三転のお話の両方に追い付くために、こっちまで役のように半ば錯乱してくるような、まさに何が本当なの?と混乱する感覚になりました。
一人一人の役がとても個性が強いなと感じました。珠実さんの演じた女性は最後 泣き崩れる場面までは一貫してはねのけるような強さを外に出している女性に見えましたし(でも途中から狼狽えるような仕草が少しずつ入れられていたような
気がしました)、他の方の役も、ほんの一部全く逆の人格を覗かせるところがあるのに、他の部分はわりと一貫している、逆に言えば表向きそれなりに安定した
一定の人格を持っているように見える人物が、急に全く違う人格を覗かせる危うさがあって、それを感じさせる演技ができるエリアゼロのみなさんが一人一人本当にすごいなと思いました。たぶん、演技に落差があるからこそそう見えるんだろうなあとおもうので。役をがっちり掴んで離さない印象を受けて、とても鬼気
迫る感じに圧倒されました。 少なくとも私は観ていて緊張したのですが、気持ちのいい感動の涙とか、楽しさ だとかそういったものだけでなくて、ともすればマイナスの方向にもとられてしまうかもしれない方向でも、人の心や感情を刺激して大きく揺すり動かすことは
すごい事だと思っています。 私は今回の劇がとても好きでした。 』
僕より一回り近く若いのに一回観ただけでこの感覚って(汗)・・・。君のが全然凄いです。
今回、稽古中の駄目出しで僕は珠実に「女をみせないでくれ。」と何回か言いました。ソレを珠実が(周りの僕等も)表現出来たか・出来なかったか、お客様に伝わったか・伝わらなかったかは分からない。ただ、こう感じてくれた人が一人でも居てくれたということは本当に嬉しい。本番一週間前迄演出を起てなかった為、まだまだ改善出来る所はあったけれど、他の役者陣も、各々がいつもの稽古より自身で考え、もがき、得るものが多かったのではないかと思います。そして、もう一度もがくきっかけをくれた瀬戸口サン始め、音響から撮影、手伝いまでしてくれた平成ぽこ(長岡造大演劇同好会)の皆さん本当にありがとうございました!
次回公演は未だ未定ですが夏頃に演りたいなぁなんて思ってます!
(メンバーの皆んなが「無理!」「嫌じゃ!」って言うかなぁ・・・(苦笑))
其の際には、皆々様 何卒 御来場の程宜しくお願い致します!!
|